2018年1月2日火曜日

ベルリンSバーン・シリーズ480(Baureihe 480)

 ブログ「ドイツ阿房列車」の最初の投稿は、ベルリンSバーンのシリーズ480、ドイツ語でBaureihe 480です。Baureiheというドイツ語は、語学学習用の辞書には載っていないかもしれませんが、「シリーズ」とか「モデル」という意味です。ですから480系なんて言ってもいいのかもしれませんが、日本の鉄道車両の型式の表現にこだわる必要はないと判断して「シリーズ480」としておきます。これについてはご意見をお待ちしております。

 このシリーズ480ですが、ベルリンのSバーン車両の中では数が少ないと経験的にわかっています。あまりお目にかかりません。でも私の好きな車両の一つです。Sバーンに乗るときにこれが来ると嬉しくなります。窓がとても大きく、そのために車内が明るく、椅子の硬さが私の好みに合い、ボックスシートのピッチも申し分ありません。ちょっと角ばったデザイン、特に全面の直線的な顔がドイツ人の角ばった顔を思わせます。

 今では、もう製造されていませんが、ドイツのことですのでまだまだ現役で活躍してくれることでしょう。

 動画は、環状線のMesse Nord ICCに入線する様子です。私はこの駅の近くに住んでいますが、環状線のおかげで東ベルリン地区との行き来が格段に楽になりました。また滞在許可の申請、更新のために外国人局に出向くのに使った路線でもあり、車窓から外国人局の建物が見えてくると当時の緊張がよみがえります。シリーズ480は、そんな行き来を快適な設備で励まし、癒してくれた車両だったかもしれません。


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